1789 ETSホールディングスの将来性は?日本のグロース株の銘柄としておすすめできるか

グロース株式への投資にご興味をお持ちの皆様ようこそ

こちらではETSホールディングスがグロース株投資の観点から見ておすすめかを考えていきます。

ビビりの予防線

ファンダメンタルズ的にETSホールディングスがどうか、という視点です。
テクニカルな方からは「なに言ってんだ」というところもあるかもしれません。
主義の違いということで仲良くいきましょう

東証グロースもオープンしまして、日本からもGAFAMのような銘柄に誕生してほしいところです。
外国株もいいんですが、やっぱり為替リスクがね・・

日本経応援の気持ちも込めて

1789のETSホールディングスは成長が見込める株なのか
しっかり稼いでくれてる会社なのか
効率よく資金を回してくれているのか
そして未来のテンバガー足り得るのか

調べていきましょう!

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高ROEランキング(東証グロース)
高PERランキング(東証グロース)
昨年比の売上高上昇銘柄ランキング

から各個別銘柄にリンクするようにしています

高いROEは資金を回すのがうまい会社は時流に乗ると一気に上がる見込みがあるので、地力があるという考え方からです。
※極端に自己資本を落として高ROEに見せかけることもできるので鵜呑みはNG

高いPERは期待や注目が集まっている銘柄と考えられます。
※EPSが下がって結果的に高PERになってる可能性もあるので、同じく鵜呑みはNG

売上高の成長はグロースでは基本です。
シェアを取ったり新規開拓ができているということですから。
ただし最近はM&Aで見せかけで増やすこともあるので注意

そのあたりを踏まえつつ、良い銘柄を探していきましょう
初心者でも判断できるよう、特に必要な項目に絞って掲載しています。

まず以下の項目から

ETSホールディングスはグロース株として適しているか
自分はETSホールディングスの成長を信じられるか
ETSホールディングスがどのような状況になれば損切・利益確定を行うか

を考えてみましょう。

より詳細なデータや他の項目も知りたければ下段外部リンクのIRバンク様が個人的にオススメ。

また、グロース株よりも安定した投資をしたい、という方は高配当株もオススメです。

投資は自己責任です。

本投稿はETSホールディングスを買えば儲かる!と購入を推奨するものではありません。
グロース株として購入するかを考えるためのテータを集めたものです。
内容についていかなる表明・保証を行うものではありません。
また、当ウェブサイトへの情報の掲載は投資勧誘を目的にしたものではなく、購入可否に言及するものではありません。
実際に投資を行う際は、当サイトの情報に全面的に依拠して投資判断を下すことはお控えいただき、投資に関するご決定は皆様ご自身のご判断で行うようお願いいたします。

グロース株投資の基本と特徴、定義の確認

先に定義がずれていると

買ったはよいものの、売りの判断ができない!

となってしまいますので、サラッと基本の確認をします。
耳にタコな方は売上推移あたりまで飛ばしてください。

グロース株投資ってどんな手法?

グロース株投資を一言でいうと、その会社の成長性に投資する手法です

過去の自動車産業
検索エンジン初期のGoogle
コピー機黎明時のゼロックス

などなど、何十倍にもなってる株がありますね

そういった成長性のある株を見つけて投資する、ということです。
これぞ株式投資!という夢のある投資手法です。

目指せ10倍株!です。

グロース株の特徴 グロース株はローリスクハイリターン?

グロース株バリュー株で対比されることが多いですね。
イメージでは、安定のバリュー株、ハイリターンなグロース株です。

リターンは大きく、リスクは投資金額が限界というある意味ローリスクハイリターン
あとは当たる確率ですね

個人的にはグロース株投資は長期投資でありつつも見切りの早さが大切な投資だと思っています。

未来の成長にかける投資なので、高配当やバリュー株よりも難しい。
反面「当てたらデカい」投資です。

人が気付く前に安値で仕込んで
人気が出て高PERになったらサッと売ってガッツリと利益確定

かっこいいですね

人気の銘柄は現在の収益に対してのPERは高めになりがちです。
周囲も気付いていて、会社の将来に期待が集まっている状態です。

成長性に期待が集まれば、どんどん値上がりします。
株式市場の値上がり幅よりも大きく上がりやすい、っていうことです。

ポイント

上がるときはどこまでも上がるので、売り時の判断が重要です。

そして成長性に陰りが出たら一気に落ちます

成長性に世間が気づく前に仕込めれば最強ですが、世の中なかなか甘くない。
伸びていく前は赤字であることも多々ありますし、伸びるまでの時間はほとんどの人には読めません。

なので余裕資金で行うのがおすすめです。

投資スタイルによりますが、塩漬け上等で分散グロース株投資もアリです。
グロース株投資家では、投資の神様ピーターリンチ氏が有名です。

グロースやるならこの方の著書はホント読んどいたほうがいいです。
ウィットにとんだ読みやすい語り調にグロース投資の真髄が垣間見えます。

読んどくだけですぐに投資で元は取れるのでオススメ

グロース株での儲け方

投資家の収益は売買益、キャピタルゲインが主になります。
配当金はありません。あっても僅かです。
むしろ配当金で稼ぐなら見るべきポイントが変わってきますのでこちらへどうぞ

管理人としてはグロース株として選ぶなら

「配当してる暇があったら成長するために投資しなさいよ!税金もかかるし!」

って思います。

グロース株で買う前に考えておいてほしいこと

まぁバリュー株でも高配当でも同じっちゃ同じなんですが

「買う理由をしっかり考える」

ことが大切です。

成長していく起業かを考えるんです。
これは「売るタイミングを考える」ために必要です。

なんとなく上がる気がする、で勝ち続けられる方はいいんですけれど。
ほとんどの人はヤケドします。

自分が何に魅力を感じて買うのか
何が崩れたら売るのか

しっかり押さえてから資金投入しましょう

「誰かが買ってるから買う」ならやめた方がいいですよー

グロース株投資で押さえるべき指標

社会的にニーズが高いサービスであるとか
新しい市場を開拓しているとか

そういった成長を信じられる会社であるかを押さえます。

一番大事です。

悪徳リフォーム業者とか未来感じないですよね

ではまっとうな素晴らしい仕事をしている会社として、この会社は伸びるの?
そこは数字で判断していきます

株式には数字がたくさんで頭が痛い?

大丈夫です。本ページでは見るべき数字とそこを見るポイント、理由を意識しながら見ていきます。

ではそろそろETSホールディングスが何をしている会社なのか
どんな業界の株で、どんな成績を出しているのかを見ていきましょう

ETSホールディングスはどんな銘柄で何をしている会社?

買うかは成長率やらを見るんですが、とりあえず何をやってる会社なのかは押さえておきましょう

ETSホールディングスは東証スタンダード で取引されています。

決算は9月です。

業種は建設業に分類されています。

Yahooファイナンスで見ると

送電線、内線工事が主体だが、通信向けも育成。電力は東北電力が主要発注先。建物管理事業も

Yahooファイナンス

一旦はさらっと読む程度で。色んな数字を踏まえて「いいかも」と思われたら下段の公式サイト等で詳細を確認しましょう。

事業としては次です。

【連結事業】電気工事88(4)、建物管理・清掃12(11)(2021.9)

Yahooファイナンス

連結事業の読み方は
事業概要 売上構成比率(売上高営業利益率)です。

例えばインターネットサービス57(11)、フィンテック35(14)、モバイル9(-50)でしたら
インターネットサービスが全体の57%の売上で、そのうち11%が利益
フィテックが35%で利益が14%
モバイルは9%で利益は-50%
という意味です。

売上高営業利益率の計算は
売上高営業利益率=営業利益÷売上高×100
です。

割合の高いところの利益が低かったりマイナスだったりすると、
何があったか調べた方がよいところです

上場年月日は1995年2月17日 です。

上場5年以内の方がまだ注目が集まっていなくて良い、という考え方もあります。

1789 ETSホールディングスが成長しているかを売上高推移でみる

超重要です。
売上高の伸びているということは

業界のシェアを取っている
新しい分野を開拓している

ことを表します。

ここが右肩上がりが理想
毎年10%以上上がってくれたらベストですがなかなか難しい

ちなみに安定して上がっても素晴らしいんですが
投資家的にはV字回復している会社がねらい目だったりします。

評価が下がってから上がるとこを逆張りですね。同じくなかなか難しいです。

【ETSホールディングスの売上高推移と実数値】

日付売上高
2008/094946400000
2009/093730550000
2010/093889360000
2011/093704400000
2012/092999880000
2013/094176700000
2014/094172670000
2015/093382360000
2016/096470110000
2017/095497470000
2018/096241250000
2019/095518600000
2020/095700310000
2021/094900550000
2022/096860000000

1789 ETSホールディングスが成長できる力を持っているか、営業利益率でみる

営業利益率は10%を目標にしてほしい
そして「営業利益率が下がってきていないか」が超大事

営業利益率が低い理由には

・商品の魅力が欠ける
・競合に押されてきて価格勝負になっている

というところがあります。逆もまたしかりですね
要は競争力があるかを表します。

【ETSホールディングスの営業利益率推移と実数値】

日付営業利益率
2010/095.04
2011/094.56
2012/09-1.57
2013/093.04
2014/091.44
2015/09-6.13
2016/092.72
2017/096.94
2018/092.95
2019/092.91
2020/092.60
2021/095.28
2022/095.50

1789 ETSホールディングスが成長しているかを営業キャッシュフローでみる

キャッシュフローはお金が増えたか減ったかを表します。

グロース株は成長することが大事
そして成長には投資が必要です。
なので、純利益ではなかなか判定が難しい。

でも本業で儲かっているのかは確認したいですね。

どうしましょう?
本業で儲かっているかどうかは営業キャッシュフローを見れば分かります。

もう少し詳しくは次項のフリーCFをご参照ください。
まずこちらでは本業で稼げているかを確認します。

【ETSホールディングスの営業活動によるCF推移と実数値】

日付営業活動によるCF
2008/09-499490000
2009/09342440000
2010/09732340000
2011/09-86800000
2012/0960420000
2013/09-130230000
2014/09311860000
2015/09-142960000
2016/09132620000
2017/09732560000
2018/09-936030000
2019/091244240000
2020/0994000000
2021/09-306050000

1789 ETSホールディングスの経営状態をフリーキャッシュフローで見る

合わせてフリーキャッシュフローも見ておきましょう

フリーキャッシュフローはキャッシュフローの一つです
キャッシュフロー(以下CF)には、上記の営業CFに加えて投資CF、融資CFがあります。

「フリーキャッシュフロー」は営業CF+投資CFです。

本業で利益がでたかどうか(キャッシュフロー プラス)
投資を行っているか(キャッシュフロー マイナス)

を表します。

どの値が良いかは会社のフェーズによって変わります。
ベンチャー時代は大抵は利益は出ていません。準備中ですから。

成長性が高く、ある程度順調に進んでいる場合は

営業キャッシュフロー +
投資キャッシュフロー -
フリーキャッシュフロー(営業+投資) +

が良い確率が高いと私は思っています。

本業でしっかり稼ぎつつ、しっかり投資はしている
しかしバランスはとれていて、赤字にはなっていない

という状態です。

【ETSホールディングスのフリーキャッシュ・フロー推移と実数値】

日付フリーキャッシュ・フロー
2008/09-376940000
2009/09215630000
2010/09434700000
2011/09-243010000
2012/09-195090000
2013/09225880000
2014/09268030000
2015/09-165620000
2016/0999460000
2017/09853060000
2018/09-961200000
2019/091044530000
2020/09134540000
2021/09-1027880000

1789 ETSホールディングスの資産効率を収益性(ROE)でみる

集まったお金でどれだけ利益を上げられているかを見ます。

お金の使い方が上手かをみるんですね。
規模の大小にかかわらず見られるという意味では良い指標です。

10%は欲しいところです。

ただROEには落とし穴があるので注意

ROEの計算式は
当期純利益 ÷ 自己資本(純資産)
です。

規模が大きくなるほどたくさんの利益が必要なので、難しい
一方で自己資本が少なかったら一気にROEが良く見えます。

自己資本とは資本金や自己株式、準備金等です。
資産から他人資本(負債)を除いた値になります。

つまり「自己資本を意図的に減らしたらよく見えてしまう」ってことです。

上記のような前提を持ちつつ、自己資本とROEを合わせて見てみましょう

ROEは自己資本が一定以上の場合のみ使う方がよいのかもしれないなー
というのは持論です。元データはございません。

詳しくはバランスシートの知識があった方が良いので、
財務諸表関係に自信のない方へはこちらの書籍がおすすめです。

1冊で「あ、この数字ってこうやって出てくるんだ」って分かります。
投資への使い方よりも財務諸表の出来上がり方が理解できる良い本です。

【1789 ETSホールディングスのROE(自己資本利益率)推移と実数値】

日付ROE(自己資本利益率)
2008/091.75
2009/092.56
2010/0912.03
2011/096.02
2012/090.00
2013/097.10
2014/096.59
2015/090.00
2016/0912.24
2017/099.79
2018/094.89
2019/094.88
2020/096.47
2021/097.04
2022/0910.22

1789 ETSホールディングスのPER推移

PERは一株利益EPSの何倍の価格になっているかを表します。
が、この値だけを信じて取引した人のほとんど痛い目にあいます

業界や日本市場の立ち位置、市況の強気弱気によっても変わりますが、とりあえず10倍を基準に考えましょう。
相対的にどうなっているかが大切なので業界標準とかと比べてくださいね。平均はリンクを下に貼っておきます。

ポイント

将来に期待されたら、PERが高くなります。
でもPERが高いから将来に期待されているとは限らない

なのでこの値が低いから買う、高いからやめる、というのは賢くはないのですが

既に注目されているのかどうか、銘柄の状況を判断する

という意味ではナシではないかと思います。

高くなっていても成長したら安いと考える人がいるから取引されるのです。
今の価格は常に適正です。

ちなみに規模業種ごとのPER平均はここで見れます。


【1789 ETSホールディングスのPER推移と実数値】

日付PER
2010年9月30日4.67
2011年9月30日11.52
2012年9月28日0.00
2013年9月30日13.18
2014年9月30日19.47
2015年9月30日0.00
2016年9月30日9.40
2017年9月29日19.41
2018年9月28日36.18
2019年9月30日31.26
2020年9月30日33.07
2021年9月30日35.60

1789 ETSホールディングスの時価総額推移

時価総額の推移からは

世間からの注目度合い
大きくリターンが狙えるのかの目論見

を考えられます。

購入の決め手にはなりませんが、時価総額が小さい=まだ資金が集まっていないということ。
あなたの見込みがあっていたら、そのうち資金も集まって時価総額も上がっていきます。

リターンが大きく見込める、という意味です。
トヨタが今から10倍になることは想像できませんよね。

成長する銘柄を1000億未満の小型株の時点で仕込めれば大勝利です。

【1789 ETSホールディングスの時価総額推移と実数値】

日付時価総額
2010年9月1051870000
2011年9月1364250000
2012年9月1122000000
2013年9月1859770000
2014年9月2694120000
2015年9月2413880000
2016年9月2190960000
2017年9月3942440000
2018年9月3802290000
2019年9月3394680000
2020年9月5018770000
2021年9月6235190000
2022/064360690000

グロース株投資家として頑張りたいなら読むべき書籍

外部リンクの前におすすめ書籍のご紹介。
「この考え方知ってたら!」という費用対効果高すぎな名著です。

わたしにはオニールさんの利益確定の考え方で100倍以上になって返ってきました。

成長株狙いの大御所 ピーター・リンチさんの書籍

考え方がすごく面白い オニール・ウィリアムさんの書籍

10倍株の探し方の勉強にオススメ

ETSホールディングスの未来を考える

いろいろと項目を見てまいりましたが、いかがでしょう?

どの会社も成長するために頑張っていて
そして未来は誰にもわからない

最終的には自分にできるのは

全力で考えて
リスクを許容できる投資金額にする

ことくらいかなと思います。

そしてストーリーが大きく外れたら原因を考えて次に行きましょう

百発百中では当たりません
おそらくETSホールディングス含めて、買ったすべてが上がることはありません。

ピーターリンチ氏も塩漬け銘柄はたくさん持っておられるんです。

重ねてになりますが、グロース株投資は会社が成長できると信じるかどうかの投資です。
視野狭窄にならずに判断していきましょう。

次は今までのデータを踏まえて
未来を想像して判断していきましょう

社長のインタビュー動画を見てみる
業界の先行きを考える
競合他社の動きを見る
実際に良い品やサービスを作っているか使ってみる

ETSホールディングスは成長していけそうでしょうか?

長期保有でしたら、森を見つつ木を見たいところです。

一般的に参考になりそうなリンクを記します。
他、例えば証券会社のコラム等も流行りの参考になりますが、短期~中期で考え方も変わります。
情報に流されてご自身の目論見を見失わないようにしましょう。

幅広く考えるためのリンク集

せめて会社発表のIRは必読です。
ETSホールディングスの本サイトにIRがあるはずです。

一覧で財務諸表等を見たい方はIRバンク様がオススメ

ニュースならKabutanのETSホールディングスのページも良いです

過去に不正があったかの確認
過去に不正を働いた企業体質はそうそう変わりません。

業界動向も抑えといたら広い視野で判断できます。

他にはこのあたりで情報収集もしましょう

そのままETSホールディングスのGoogle検索結果

YoutubeでもETSホールディングスの話があがっているかも

いろいろ上げましたが、要は何かにとらわれずに思いつく限りを調べるべきだ、ということです。

他の方のいうことは、参考にするのは良いですが鵜呑みにはしない方が良いです。
自分で決めないと実力が付きません。

根本的な話で、株をやるなら簿記知識はある方が良い

例えば「ROAは高い方がいい」という意見があったとします。

ROAは総資産利益率
資産をどれだけ有効活用したか、を表します。

でもこれ、例えば「総資産を減らしたら数字が改善する」というトリックもあります。

しっかり理解するには上記の数字に加えて簿記・会計の基礎知識も必要です。

こちらの書籍は財務諸表がどうやってできているのか
ものすごく理解しやすくてオススメです。

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